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日本車(JDM)

日本から英国へ、車を輸入する方法

車探しから英国ナンバーの取り付けまで、輸入の流れをひととおりわかりやすく解説。一般的な期間と費用の目安も紹介します。

執筆:AutoImporterチーム8分で読めます

富士山を背に、湖畔に並ぶ2台の日産スカイラインGT-R

英国への車の輸入元として、いちばん人気なのが日本です。日本の車は英国と同じ左側通行向けで、たいていは大切に乗られており、オークションに出る車にはすべて第三者による検査票がついています。ここでは、輸入の流れを順を追って説明します。

1. 目当ての1台を見つける

日本では、車の多くが毎週開かれる大規模なオークションで売買されています。毎週数千台が出品されるため選択肢が豊富で、価格もたいてい適正です。日本の販売店から購入することもできます。

ここで重要になる書類がオークションシートです。検査員が車の評価点、走行距離、すべてのキズや凹みを記載した検査票で、日本語の略記で書かれているため翻訳が必要です。当社の買い付け代行サービスをご利用いただければ、翻訳したうえで、その内容が何を意味するのかもご説明します。

ポイント:評価点4点以上なら、一般に状態がよく素性の確かな車です。「R」は修復歴ありを意味します。必ずしも購入を見送る理由にはなりませんが、慎重に確認する必要があります。

2. 英国へ輸送する

購入した車は日本で登録を抹消し、輸出抹消仮登録証明書(export certificate)が発行されます。初度登録年月と走行距離を証明する書類で、のちの工程でDVLA(英国の運転者・車両免許庁)が使用します。

主な輸送方法は、RoRo船(車を自走で積み込む専用船)とコンテナ輸送の2つです。

輸送方法 向いている車 所要期間の目安
RoRo船 自走できる一般的な車 6〜8週間
コンテナ輸送 クラシックカー、高額な車 6〜8週間

3. 通関、関税、VAT

車が到着したら、税関に輸入申告を行い、輸入にかかる税金を納めます。

  • 輸入関税:日本製の車は0%。日英包括的経済連携協定(日英EPA)により、日本で製造された車は、輸入申告の際に有効な原産地申告を行えば関税なしで輸入できます。この申告は当社が作成します。日本で販売されていても、日本以外で製造された車には標準税率(通常10%)がかかります。
  • 輸入VAT:20%。車両価格に輸送費と保険料を加えた額をもとに計算します。

製造から30年を超え、オリジナルの状態を保っている車は、VATが5%の軽減税率になる場合があります。

あわせて、車が到着したことをHMRC(英国歳入関税庁)に届け出る必要があります。この手続きをNOVA(車両到着通知)といい、14日以内に行わなければなりません。

4. 英国の公道を走れる状態にする

日本から輸入した車の多くは、いくつかの改修が必要です。

  • 左側通行に合わせたヘッドランプの調整
  • mph(マイル毎時)表示のスピードメーター
  • リアフォグランプ(装備されていない場合)

製造から10年未満の車は、通常IVA(個別車両認証)が必要です。輸入車が英国の基準を満たしていることを証明するための検査です。また、製造から3年超40年未満の車は、登録の前にMOT(英国の車検)も受ける必要があります。

5. DVLAで登録する

最後に、NOVAの受付番号、検査の証明書、輸出抹消仮登録証明書を添えて、DVLAにV55/5(輸入車の初回登録申請書)を提出します。DVLAから英国の登録番号と車両登録証V5Cが発行されたら、ナンバープレートを取り付けて完了です。

全体でどのくらいかかる?

購入から英国ナンバーの取得まで、10〜14週間ほどを見込んでおきましょう。最も時間がかかるのは輸送で、それ以外の工程は、すべてを1社でまとめて進めれば通常3〜5週間で済みます。

具体的な金額を知りたい方は、明細付きの即時見積もりをご利用ください。

一般的な輸送期間と費用は、日本からの輸入ページでもご確認いただけます。車探しから任せたい方は、日本車の買い付け代行もご活用ください。

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